BAN CRAFT・サスペンダーはこちら → http://bancraft.ocnk.net/product-list/12

サスペンダーの登場は18世紀頃と言われています。当時、男性の穿くズボンが胸の高さまである事から、ベルトよりも着脱しやすいサスペンダーの方が使用され、ズボンには必ずサスペンダー用の吊り止めボタンが付いていました。

1910年代、労働者のジーンズにはサスペンダー用の吊り止めボタンと、ベルト用のベルト通しの両方が付くようになりますが、1930年代頃から労働者や労働者以外の人もサスペンダーに代わってベルトを用いる事が増え、ズボンも徐々にベルト通しのみが付いたものへと移り変わり、1940年代頃になるとサスペンダーはフォーマルウェアとしてのみ使用されるようになっていきます。

そして1960年代、サスペンダーにクリップ式が登場し、ベルト通しのみが付いているズボンでもサスペンダーの使用が可能となった事で、現在のようにカジュアル・フォーマルと再び幅広く使われるようになります。