みのむし細工・・・

去年の暮れ・・・いつも仲良くして頂いているフリーアナウンサーの柴田まゆみさんから「みのむしの革で作った財布とポーチがある」と聞いて「いや~・・・そりゃぁ聞いた事ないですねぇ~・・・」と半信半疑だった私。。。

年が明けて先日、柴田さんから実物を見せて頂きました。

いやいや・・・わたくしの勉強不足で・・・大変失礼致しました・・・(汗)

(この場をお借りして、柴田さんありがとうございます♪)

そして、みのむし細工というものがあまりに緻密な作りで驚きまして私なりに色々と調べてみました。

江戸時代~明治時代にはあったこの蓑虫(みのむし)の「蓑/みの」を使ったみのむし細工。

オオミノガの蓑を一つ一つ切り開きアイロンでプレスして平らにしたものをつなぎ合わせて作るという大変手間暇のかかった品物で、昔は和装小物のお店などにも置かれ、みのむしは身(金)を包む、蓑でくるんで身を守るなどの縁起物で昔から高級品だったそうです。

しかし、1990年代に入ると外来種の寄生バエにやられてしまい、現在ではミノムシ(オオミノガ)は絶滅危惧種に指定され、材料の減少と共に技術も衰退してしまったようです。

蓑虫の蓑は葉や小枝を蓑虫が口から出す糸でつなぎ合わせたもので独特の風合いと質感があります。

恐らくこれだけの物を作る事はもうできないでしょう。

ましてやバッグを作るとなるとどれだけの材料と手間暇がかかるか・・・気が遠くなります・・・

大変に貴重な品物です!

今回、貴重なお品を拝見させて頂きました。

柴田さん本当にありがとうございました♪

(あと森永で当たった景品のラングラーも感謝・・・笑)