大石天狗堂・八八道具・・・

大石天狗堂製の八八道具。

先日、詳しいコレクターさんにお聞きしたら12月の桐札に「京都大石製」とある事から恐らく昭和10年(1935年)前後の道具ではないでしょうかと教えて頂きました♪

(この場をお借りして、いつもありがとうございます!)

花札の遊びで最も面白いと言われる「八八」

横浜の遊郭から始まったとされるこの遊びは花札の他に、碁石・貫木・改貫札・だるま・菓子札・番個板・みずてん札など魅力的な小道具が付属していて、当時は遊郭やお茶屋、裕福な家など酒席の娯楽・余興として遊ばれたものです。

貫札やだるま・みずてん・軍配などは骨製。

文字や達磨の顔なども一つ一つ違う事から手書きと分かります。

道具1つ1つに当時の物作り、人の手仕事が随所に感じられるんですよ♪

恐らく当時の「粋」な遊びだったのではないでしょうか?