阿東で発見・・・

行く度に何か見つける阿東の嫁さんの実家。

階段下裏側の空間、奥の方に埃をかぶった木箱を発見。

箱の墨書きを見ると「伊豫櫻井塗」「昭和十四年巳うんぬん買求也」みたいな事が書いてあって、明けてみたら中々素敵な菓子皿がっ!

帰って来て調べたら、伊予桜井漆器は250年の歴史があり、庶民が使う漆器として安価な商品を多く製作し、桜井の商人は漆器を「椀舟」と呼ばれる帆船に載せて西日本各地に行商し、農村に漆器を販売していたそうです。

多分、私が阿東で見つけたこの桜井漆器もそういった時代に行商の人が売りに来た商品ではないでしょうか?

今とは違って昭和の時代までは柳行李(と言っても若い方にはわからないでしょうか?背負うデッカイ籠と思って頂ければ)に商品を入れて人が歩いて集落を回って販売してたんですよ。。。

ちょっと時代に思いを馳せてしまいました(笑)

ただですね・・・木箱がパズルみたいにバラバラになるもんで(汗)帰って修復。

(最近、時間見つけちゃあ、こんなんばっかりやってます・笑)

出来れば使ってあげたいと思います♪