瓦そば

革とは関係ないお話ですが、少し箸休め的に山口県の食べ物のお話を・・・

山口県民なら誰もが知っている「瓦そば」です♪

茶そばの上に錦糸卵・甘辛く炒めた牛肉などを焼いてツユに付けて食べる山口を代表する食べ物の一つなんですよ。

(瓦そばのツユは麺ツユよりも甘辛く味が濃いんです♪)

本場はフグで有名な下関市で、瓦そばのお店や旅館・ホテルなどで出される瓦そばは本当に瓦の上に乗って出てくるんですが、各家庭ではホットプレートで茶そばを焼いて「瓦そば」にするのが一般的。

そばの下の方が焦げてパリッパリになった所がまた格別の美味さなんですよ~♪

ルーツはというと、西南戦争の際に熊本城を囲む薩摩軍の兵士たちが、野戦の合間に瓦を使って野草、肉などを焼いて食べたという話に参考にして作られたとの事です。

本当はレモンの輪切りとか紅葉おろしを乗せてやると更に本格的になるんですが、我が家はいたってシンプルな具材。

他県の人は「普通のそばじゃダメなんですか?」とか「茶そばを焼くっていうのは衝撃ですね」とか言われるんですが、絶対に茶そばじゃないとダメですし、焼かないと瓦そばではありません(笑)

スーパーでも「瓦そばセット」を普通に置いてあるくらいに、山口県内では昔から親しまれている食べ物です♪