妙見宮鷲頭寺にて・・・

先日、スターウォーズを観に行った際に立ち寄った「妙見宮鷲頭寺・みょうけんぐうじゅとうじ」さん。

歴史好きとしては非常に興味深い場所です♪

妙見宮鷲頭寺は約1400年前に建立された妙見信仰発祥の地と言われる宮寺さんで、「妙見尊星王・妙見(北辰)菩薩」は戦国時代の前期、この地を治めた大内氏の氏神です。

大内氏は自らは百済の聖王の第3王子・琳聖太子の末裔、つまり「自分のルーツは日本人じゃなく外国人だ」と宣言していた珍しい大名家です。

そして、妙見信仰とは北極星・北斗七星を神格化した信仰で、古代バビロニアからインドを経て中国に広まり、仏教や道教と習合し日本に入ってきたと考えられています。

歴史的に、そもそも大内氏のルーツ「琳聖太子」という王子が百済にいたのかどうか怪しいという見方もあるんですが、昔の航海術で重要な北極星という星を信仰していたというのは、如何にも大内氏が渡来人である可能性を高めているように私は思います。

全部説明しようと思ったらえらい長くなってしまうのでこの辺で止めとこうと思いますが(笑)妙見宮鷲頭寺さんは星祭り(節分祭)発祥の宮寺でもあるんですよ♪

非常に不思議で、また興味深い宮寺さんです。