敬意を持って・・・

皮は鞣されて「革」となり、道具として新たな形に生まれ変わります。

生き物の一部を扱っている作り手としては、極力無駄を出さずに使い切ってあげる事が重要と考えるんですが、どうしてもご注文を受けて製作・販売するうえで使えない部分というのが出てきてしまいます。

そういう時に出てしまった端切れなど、私の場合はその殆どを保管しておいて、後で革のサンプルにしたり、試作の際に使用したりと何かしらに使うようにしています。

実は過去に試作して様々な理由から販売には至らなかったり、製作途中でボツになってしまったパーツなんていうのも結構あるんですよ(恥)

そういうものに関しても自分で使ったり、パーツの状態の物などは大切にストックとして保管してあります。

自分なりにではありますが、革という素材に敬意を持って接しています・・・

・過去に試作したベルト→自身のガーデニング用ツールバッグとして使用。



・過去に試作したバッグのパーツ→お手入れをしながら保管。