昔の記憶・・・

所用あって今朝は表の温泉街の方へ。

それにしても朝の飲み屋街ほど静かなものはないという・・・(笑)

この飲み屋街を抜けると湯田温泉の旅館街で、これからまた観光のお客さんが増えて賑わう通りです。

そういえば、この飲み屋街付近に昔は出稼ぎで長期滞在される方の定宿がいくつかあったんですよ。

多分、肉体労働で来られた人も多かったと思うんですけど、私が憶えているのは越中富山の薬売りのオヤジさん。

今は流通も発達して、富山から来て柳行李を担いで売り歩くという姿はあまり見ないかも知れませんが、私が子供の頃はまだそういう人がおられました。

いつだったか、子供の頃に薬売りのオヤジさんが泊まってる旅館に遊びに行った事があって、その旅館がこの通りにあったんですよね。

何で遊びに行ったのかは全く記憶にないんですが、多分、仲良くなって「遊びにおいで」みたいな事になったのかな?(笑)

「熊の胆」っていう、茶色い試験管のようなガラス瓶に入った小さな黒い粒で、それを買うといつも紙風船をおまけでくれたのを覚えてます(笑)

でまた、腹痛でもなんでもこれがよく効いたんですよー!(笑)

思えばこの通りはまだ昭和の香りがどことなく残ってるような気がします・・・