昔の人はカッコイイ・・・

20代の頃、偶然テレビで観て以来大ファンになってしまい、今でも尊敬している偉人・白洲次郎。

戦後、アメリカのGHQと対等に渡り合い「従順ならざる唯一の日本人」と言わしめた戦後日本の陰の立役者です。

見た目のかっこよさもさる事ながら、公正無私っていうんですかね?私利私欲ではなく自分の中のぶれない信念みたいなものがあって、それに従って生きたその生き方に憧れを抱く人は多いと思います。

あと学生時代はイギリス留学をされているので、多分、当時の日本では並外れた国際的感覚とセンスの持ち主だったのではないでしょうか?

そして何よりオシャレ過ぎます!

様々な本を読む限りとにかく徹底していて、鞄はルイヴィトン、腕時計はロレックス、ライターはダンヒルを愛用し、スーツはサヴィルロウの「ヘンリー・プール」、シャツは「ターンブル&アッサー」のオーダーメイド、帽子はロック帽子店のソフトを愛用、傘は「ブリッグ」の絹傘・・・と、まだまだあるんですが、これだけ見ても「伊達男ぶり」が分かりますよね(笑)

これだけ細かく拘りのあるファッションをサラッと自然に着こなしたかと思えば、ジーンズにTシャツのラフな格好もまた絵になる・・・

「日本人で初めてジーンズを穿いた男」とも言われてますが、それだけジーンズ姿が素敵なんですよね~。

そのかっこよさから様々な逸話に尾ひれがついて、今や神格化に近い状態になりつつありますが(笑)一つ言える事は、戦前の日本人は現代の私達には無いかっこよさがあります。。。