湯田温泉今昔その2・・・

先日拝見させて頂いた昭和30年ごろの我が町湯田温泉。

今とは随分と景色も違いますが、湯田っ子の私としては町の要所要所に当時を偲ばせる箇所がいくつかあるんですよ。

例えば湯田の町の裏手にひっそりある温泉タンク。

湯田の町は7カ所の泉源があって、その湯を1カ所に集めて管理しているタンクなんですけど、すぐ隣が児童文化センター、入り口付近には駄菓子屋という、当時の子供の絶好の遊び場でした。

細い裏通りも現在は喫茶・居酒屋・カフェなどが立ち並ぶ通りになりましたが、昔はストリップのお店などもあって子供はあまり行かない方がいいような雰囲気もありましたし、「検番・けんばん」という芸者さんの派遣事務所みたいな建物もあって、昭和の頃は今以上に温泉街の様相が濃い町でした。

近年「情緒」っていう言葉をよく耳にするんですけど、この頃の湯田温泉は今以上に情緒あふれる町でしたね。