貴重な革たち・・・
皆さんは「ワシントン条約」という条約をご存知でしょうか?
ワシントン条約とは、正式には「絶滅の恐れのある野生動植物の種の国際取引に関する条約」といい、1973年にワシントンで採択されたことから通称「ワシントン条約」といわれています。
この条約は、自然のかけがえのない一部をなす野生動植物の特定の種が過度に国際取引に利用されることのないようこれらの種を保護することを目的とした条約です。
では、何故に規制された生き物たちの革製品が存在するのか?
一つはワシントン条約が採択される以前に取引された革が大切に保存されていて、その革を使用して製品を仕立てているという事です。
もう一つは、実はワシントン条約というのは「Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」と三つに区分されていて、「Ⅱ・Ⅲ」に記載されている動植物は厳しい条件下の元、僅かながらに取引が許されているという事です。
例えば「象革」もアフリカ象の革は「ボツワナ・ナミビア・南アフリカ・ジンバブエ」は条件を満たしていれば僅かながらに取引が許されています。
こういった生き物たちの革というのは中々市場に出回る事はなく、非常に貴重なものです。
私たち革職人は「革」という、生き物の命の一部を扱わせてもらっています。
そして、命の一部を扱わせてもらっている以上、ルールを守りながらも生き物たちに新しい命を吹き込みたいと思っています。
『画像は貴重な亀革のハーフウォレット』
ワシントン条約とは、正式には「絶滅の恐れのある野生動植物の種の国際取引に関する条約」といい、1973年にワシントンで採択されたことから通称「ワシントン条約」といわれています。
この条約は、自然のかけがえのない一部をなす野生動植物の特定の種が過度に国際取引に利用されることのないようこれらの種を保護することを目的とした条約です。
では、何故に規制された生き物たちの革製品が存在するのか?
一つはワシントン条約が採択される以前に取引された革が大切に保存されていて、その革を使用して製品を仕立てているという事です。
もう一つは、実はワシントン条約というのは「Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」と三つに区分されていて、「Ⅱ・Ⅲ」に記載されている動植物は厳しい条件下の元、僅かながらに取引が許されているという事です。
例えば「象革」もアフリカ象の革は「ボツワナ・ナミビア・南アフリカ・ジンバブエ」は条件を満たしていれば僅かながらに取引が許されています。
こういった生き物たちの革というのは中々市場に出回る事はなく、非常に貴重なものです。
私たち革職人は「革」という、生き物の命の一部を扱わせてもらっています。
そして、命の一部を扱わせてもらっている以上、ルールを守りながらも生き物たちに新しい命を吹き込みたいと思っています。
『画像は貴重な亀革のハーフウォレット』