断捨離無縁・・・

この時期になるとクリスマス限らず、プレゼントを差し上げたりもらったりという機会って多いんじゃないでしょうか?

私もサラリーマン時代に忘年会のゲームだかビンゴで当たった景品か、そんなのが押し入れにゴロゴロあるんですが・・・(笑)

どうも断捨離という事が出来ない人間なんですよ、わたし。。。

いざ処分しようと思って手に取るとその当時の思い出が甦ってですね、とても捨てる気になれずほぼ保存。

リサイクルショップに持って行ったりメルカリで売るのもありですけど、やっぱり思い出が詰まった物は大切に持っておきたいものです。。。。

私は革職人ですので革小物との思い出を一つ。

まだ私が10代の頃、うちはそんな裕福な家ではありませんでしたから、子供ながらに親に「これが欲しい」とかいうのは悪いな~という気持ちがあって、決して自分から何か欲しいという事は言わなかったんですが、そんな気持ちを察してか「これクリスマスプレゼント。あんたも大人なんやから、こういうの一つは持っておきぃ」と母がくれたのは革の手袋でした。

今の人はどうか分かりませんが、私が10代の頃に革ジャンとか革手袋とか憧れたもんなんですよ!ほんと!かっこいいし。

そりゃ~嬉しかったのを今でも鮮明に覚えています。

革ってなんか特別な感じがするじゃないですか。

実際、丈夫で使い込むと自分に馴染む素材ですから特別な素材な訳なんですが、何か大人びたアイテムという感じが嬉しかったもんです。

私が製作する革小物が少しでもお使いになる方の思い出と共にあってくれればな~と思いつつ、今でも革を愛しこれからも製作して参ります♪