映画館と古き良き町の思い出・・・

山口情報芸術センター[YCAM]開館20周年記念事業の一つとして現在YCAMで開催されている

「Afternote 山口市 映画館の歴史」

を観に行ってきました♪

かつて山口市内にはかなりの映画館があり、かつての映画館関係者の方々や古くからの地元の方々の思い出など証言映像と共に当時を振り返るという催しなんですが、いや~・・・懐かしい・・・

恐らく山口市内で生まれ育った40代以上は「そうだったな~」という回顧の思いが湧き上がってくるんじゃないでしょうか?

私が子供の頃にあった映画館は2館。

洋画はスカラ座、邦画は金竜館。

映像にはスカラ座を経営されていた方も出演されていましたが、いや・・・懐かしい・・・

私は比較的映画と縁の深い人間ですので、私の大切な思い出をちょっとだけ。

子供の頃、隣に大変無口で怖そうなおじさん(見た目怖かったですけど優しい方でした・笑)と優しいおばちゃんが住んでいて、学校から帰るとよくそのお宅に遊びに行ってはお菓子もらったり犬と遊んだりしたもんなんですが、そのお隣のホソダさんが邦画専門・金龍館の映写技師さんで、本当に可愛がってもらいました。

そういうご縁があって初めて映画館で観た邦画は初の劇場版「キン肉マン」と「ドクタースランプあられちゃん・ナナバの秘宝」の2本立て。

お若い方は分からないかも知れませんが、当時は一回の料金で続けて2本観れました♪良い時代・・・

そして、初めて見た洋画は「スターウォーズ・ジェダイの復讐」

今は「ジェダイの帰還」となってますが、当時は復讐でした。

まだ子供だった私を「ケンちゃん、映画を観に行こう」と叔父に手を引かれて連れて行かれたスカラ座。

背も低いですから椅子に座った叔父の膝の上に立ってスクリーンを観ました。

子供なんで字もよく読めませんでしたが(笑)ダースベイダーをルークが一人で荼毘に伏す炎を今でも強烈に覚えていて、私の叔父も当時の事をよく覚えていました。

すっかり映画が好きなった私。

そして、私の叔父は現在ではマニィ大橋の名前で映画と共にある仕事をしています。

昔の映画館は黒い暗幕をくぐってとか、床を見たらシケモクとか瓶・缶・菓子の箱とかそのまんまだったり今みたいな感じじゃないんですが、それはそれで昭和でしたね(笑)

恐らく、山口じゃなく県外でも同じような思い出をお持ちの方が多くおられるんじゃないでしょうか?

久しぶりに当時を思い出しました。。。