湯田の人情・・・

湯田の町に生まれ育って46年。

この町の人間として誇れるのは古くからの付き合いや昭和の人情が生きていること。

妻が体調を崩したのをきっかけに自宅で出来る体調管理「未病」を大切にしようと夫婦で東洋医学の「枇杷の葉こんにゃく治療」をやり始めて3年。

この3年間枇杷の葉を切らした事は一度もありません。

この治療法は熱したこんにゃくをタオルに巻いて枇杷の葉と一緒にお腹・背中(腎臓や膵臓のあたり)に当てるという治療法で1回に2枚ほど枇杷の葉を使います。

葉も緑色が濃く肉厚な葉が薬効が高いとされるんで何でも良いという訳ではなく、近所の人に事情を話して覚えていたらで良いのでお願いしますとお話ししてこの3年、誰かがどこかで良質な葉を採って来てくれて門扉などにぶら下げておいてくれるんです。

「手間返し」という言葉がありますよね?

近隣の人が何かをする時に手伝って、そのお返しに手伝ってもらった人が今度はお返しにという人のつながり。

あと昭和の時代によくあった「これ作ったんでどうぞ」「これ頂きもんなんですけどよろしかったら」とか。

令和になった今でもそういうのが生きてるんですよ。

NYタイムスに紹介されて観光の方も増えましたが、この町は1度名所旧跡を巡っただけでは本当の良さというのは分かりません。

この町の核の部分は人と人とのつながりや人を受け入れる器にあると私は思います。

是非、国内海外様々な所から来られる方は地元の人に話しかけてみて下さい。

なんとな~くでもそういう優しさや人情が分かって頂けると思います♪