幕末に学ぶ・・・

明倫学舎で私の一番の驚きは小川コレクションの砲弾を入れたカバン。

当時は弾薬を入れたりするショルダーバッグ、若しくはウェストバッグですが、今使うにしてもしっかりデザインとして成立している事に驚き、また、作りも私たちが製作する手法とほぼほぼ同じです・・・

特に葵の御紋が2つ入っている黒いバック。

このバッグに関しては現在の技術と全く一緒で、素材は恐らく鹿の革だと思います。

(甲州印伝の技術が既にあったので鹿革は当時最もポピュラー)

手縫い2本針の技術で本体にはパイピングまで施されていて、今の時代に使うにせよ何ら問題ない作りとデザイン・サイズで完璧です!!!

近代化の波を受けてこういった皮革製品の技術も私が想像する以上に早く日本に入って来ていたのかも知れません。。。

いやいや・・・今回の萩では色々と刺激を受けました・・・