終戦記念日。

今日は終戦の日。

平和を考える大切な日ですね。

第二次世界大戦中、私の祖父は満州とロシアを行き来する諜報員でした。

残念ながら私が生まれる前に他界してますので直接話を聞いた訳ではありませんが、亡き祖母が言うには戦争の事は一切話さなかったそうです。

恐らく凄惨な現場も多々あった事と思うんですが、私が受け継いだ祖父が撮った記録写真にはそういった写真はありません。

どちらかと言えば現地の人と日本人が一緒に笑顔で写っていたり、現地の開拓と言っていいでしょうか?整備をする記録がかなり多く残されています。

この写真はほんの一部です。

写真の下には「クズネツォフ」「アアザール上流」「モンガロク」「クマルースカヤ」など、地名らしき書き込みがあるんですが、残念ながら現在では変更されているのか検索には引っ掛かりませんでした。

そんな中「漠河倶楽部」と書かれた集合写真から調べてみると、「漠河」は現在の中華人民共和国黒竜江省の中国最北端に位置する場所という事が分かりました。

ロシアの村のような写真も恐らくこの近くにあった村だと思います。

80年前、祖父は日本から遥か離れた場所でこういった仕事に従事していたんですね・・・

記録写真を収めた分厚いアルバムが3冊あるんですが、どれも現地で働く人々や風景、現地の人の写真ばかりで、祖父は戦いそのものよりもそこに生きて働く人々に焦点を当ててるというのがよく分かります。

このどことなく優しいまなざしから何となくですが戦争反対者だったんだなと感じます。

祖父は終戦間近に全てを置いて偽名で大連から船に乗り這う這うの体で帰国したそうです。

先に帰国していた祖母は下関から広島の原爆投下の空を見たそうで、「下関からでも空が真っ赤に見えて何事かと思った」とよく話していました。

二人とも大変な人生だったと思います。

戦争は人の人生を大きく変えてしまいます。

世界各国、きな臭い状況が続いている国もありますが、核を落とされた日本という国だけは絶対に戦争はしてはいけないと強く思います。