タンニン鞣し

タンニン鞣し
「鞣し・なめし」について少々長文になってしまいましたが、大まかに3種類を説明させて頂きました。

その中でも「タンニン鞣し」をもう少しお話しさせて頂きたいと思います。

私達のように革細工を手作業で仕立てている職人・工房の大半が使用しているのが、この「タンニン鞣し」とか「植物タンニン鞣し」「ベジタブル・タンニン鞣し」と言われる革です。

特にタンニン鞣しの代表格サドルレザーは、もはや定番と言ってよいほど、近年では有名な革になりました。

度々BAN CRAFTでも書いていますが、「エイジング・経年変化で飴色に~」という、この飴色に変わるのは、革に染み込んだタンニン成分の力です。

そして、コバ(切り口)を磨いて茶褐色のツヤが出るのも、このタンニンによるものです。

タンニン鞣しの革は他の鞣し方で鞣された革に比べて適度な弾力があり、丈夫な事から非常に重宝される革に仕上がる鞣しです。

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