古い掛け時計・・・

この画像は妻の実家でずっと使っていた八角時計です。

多分、大正時代頃の時計と思うんですが、この時計の事で地元の時計屋さんで色々とお話を伺った際に、掛け時計というジャンルもまた非常に興味深い世界だという事を知りました。

舶来品の時計を何とか自分の国で生産できないものかと研究を重ね、明治時代には日本国内にかなりの時計会社や生産工場が存在したらしいのですが、戦火で会社・工場が焼失し、その際に資料等も灰となり、今となっては場所すらどこにあったか不明という会社・工場も多々あるそうです。

明治時代・大正時代の時計に関する商標登録されているトレード-マークをまとめた資料等はあるそうなんですが、今でも資料に載っていないマークの掛け時計が持ち込まれる事もあるらしく、それこそ「興味深く奥の深い世界」だそうで、なるほど納得です・・・

縁あって私の元へ来てくれた八角時計、もう少しきれいにして使ってあげたいと思っています♪