革の梅雨への対処法。

昨日から雨が降って蒸し暑いな~と思ってたら山口もついに梅雨入り。

雨音を聴く分には気持ち良いんですが、このジメジメはいかんですね。。。(苦笑)

この時期、必ず頂くご質問が革の「水への対処法」

先日も少し書きましたがヌメ革は水を吸収しやすい特徴がありますので早めの対処が肝心です。

雨に濡れて色むらになった際はすぐに濡らした柔らかい布かスポンジをきつく絞り、新たなシミにならないように全体を拭き自然乾燥。

最後にラナパーを薄く塗って全体を油分で保護します。

そして、もう一つこの時期によく頂くご質問は「カビが生えたらどうしたらいいでしょうか?」というご質問。

カビは一度生えてしまったら革の内部に根をはるので完全に除去するのは難しいです。

ただ、そういった場合でも拭き取った後は常に風通しの良い場所で管理してあげる事でカビを防げます。

常に使っている革小物に関してはカビがはえる心配はありません。

シーズンにしか着ないレザージャケットや普段は使わない革小物が、久しぶりに出してみたらカビだらけだったというのが大半かと思われますので、そういうアイテムはたまに風に当ててあげるか、使ってあげるのが一番の対処法となります。

梅雨の時期を乗り切れば革の成長期♪

扱い方を覚えてしまえば革はずっと使い続ける事の出来る素晴らしい素材です。

どうか、楽しんで使ってあげて下さい♪