秋の深まりと山間の集落に思う・・・

今朝も早くから阿東の山間へ。

日中は気温が20度前後。山の木々を見ると紅葉はもう少し先かな~という感じです。

夏の草取りは落ち着きましたが今度は落ち葉・・・朝から嫁さんは落ち葉を掃いて私はそれを焼くの繰り返し。。。

昨日は雨でしたから葉っぱが濡れてて燃えないんですよ・・・湿ってると白い煙がモクモク出るし・・・

ただ頑張ってると良い事があるもんで「まぁ~毎週よぅやってですねぇ。これ良かったらどうぞ」と近所の方から大量の銀杏を頂きました♪

(ありがとうございます・・・)

阿東に通うようになって10年。

正直10年前は遠巻きに「誰だ?こいつ?」という視線を痛いほど感じてたんですけど(苦笑)今ではすっかり近隣の皆さんに色んな事を教えて頂いたり力を貸して頂いたりしてます。

皆さん今日は刈払い機で異常繁殖したセイタカワダチソウの駆除をされてましたが、そういう姿を見ていると農家さんは365日本当によく働かれて休みなんてないですね(汗)

先日、ご挨拶にお邪魔したIさんのお宅も玄関を入ったら、奥様が畑で獲れた野菜を包装して道の駅に持って行く作業をされてましたし、一日何かをされてます。

ご本人たちがどう思われるか分かりませんが私はこの集落の人たちを見ていると人が人らしい生き方をされてるな~と思う時があるんですよね。

しがらみや煩わしい事もおありだと思うんですが、当たり前にあるその土地と季節の移ろい、秋の収穫のあとの冬の厳しさと温かくなる春の喜びに夏の忙しさ。

私はそのお姿を見るだけですが、その土地で忙しくされてるからこそ土地から力をもらって生きておられると言いますか、ご高齢でも元気なのは土地で変わらない生き方をされているからだと私は思います。

10年通って飽きないのはこの土地の魅力と近隣の皆さんの魅力もあると思いました。