日本最古のピアノ・・・

毛利藩の御用商人だった熊谷家。

現在は国の重要文化財・美術館として運営されていて、昨日は春画の企画展を観に行きましたが、常設展示の中には4代五右衛門義比(ごえもんよしかず)が長崎において親交のあったドイツ人医師シーボルトに贈られたというピアノが展示されてます。

こちらイギリス製のもので日本に残る最古のピアノ。

現在のピアノは鍵盤が88鍵ですが、この当時は68鍵。

このピアノ材質はマホガニー、鍵盤の白鍵は象牙、黒鍵は黒檀だそうで、いやいや・・・質素ながら美しいはずです・・・

欲を言えばこの空間で音が聴きたかったんですがさすがに無理で(苦笑)特別なイベントの時だけ聴けるようです。

約200年前の音を聴いてみたいもんですね~♪

そして、さすが御用商人のお宅・・・広い・・・キレイ・・・

欄間も透かし彫りに鯉が泳いでいて、恐らく当時は和蝋燭の揺らめきで水が揺らめくように、鯉が泳いでいるように見えたはずです。

あと、な~んの説明もないので見落としがちなんですが、庭園にはシーボルト記念館から株分けしてもらったという紫陽花もあるんですよ♪

シーボルトと言えば奥さんのお滝さん・紫陽花(オタクサ)ですよね♪

歴史好きにはたまらない場所です♪